リリースしたは良いのですがどうにもこうにも処理が重い、ということでチェキったらCPUが100%張り付きとかダメだこりゃと。
仮想サーバだからメモリとかコア数の調整はなんとかなるのでとりあえずコア追加して貰いたい、という話はしたのですが、ついでにPHPの方のチューニングもなんかないかな、とチェキったら、コンパイル後のコードをメモリにキャッシュするPHPアクセラレータがあるみたいで、サーバ内のメモリにはそれなりに余裕があるのでそれを適用してみるかと。


PHP5.4まではAPC(American Power Conversion Alternative PHP Cache)が定番だったらしいですが、バイナリを探しても5.5用がなくてまさかそのために実環境のバージョンを落とさないとイカんのか? と思ったら、PHP5.5の場合、配布パッケージにOPcacheというアクセラレータがバンドルされてて、それをエクステンションで組み込めばすぐに動く、という話です。

で、開発サーバのPHPマニュアルにあるオススメ設定php.iniに入れてhttpdを再起動してテストですが‥‥‥‥、


それなんてBA・KU・SO・KU?


異様なサクサク動作に南アルプス天然水&朝摘みオレンジ噴いたわ。
Zend_frameworkの上に実装してあるので、システム本体側のコードと同じかそれ以上にZend系のライブラリがキャッシュ化されたのが効いている様です、ええ。

使用メモリも、オススメ設定のキャッシュ領域128Mbyteで大丈夫か、と思ったけどopc.phpでチェックすると機能をそこそこ使った状態でmemoryが35%にようやく、という感じで、残る機能はクラス数も多くないから全然問題なしですな。