そんな訳で、ボヌスも出たしということでZenPad 3 8.0をチェキです。
 8.0インチだけどAndroidタブでは珍しく4:3モニタ。4:3縦持ちのホーム画面って16:10縦になれてると妙に寸胴に見えるんですが、実際に(動画以外の)メディアを再生してみると書籍サイズに近いせいか非常に収まり良いですな。
 ブラウザも横方向に長く表示されるので、UA=PCでもキツくない画面レイアウトに落ち着くし、解像度高いので拡縮させても文字は綺麗に出ますよ。
 それに、16:10だと横持ちは動画専用のポジションでしたが、4:3だと横に持っても見渡せる範囲が広くて、ブラウザでなるたけ横幅を稼いで見たいページの場合は16:10よりずっと快適です。
 ただ、他のレビューでもあるように横持ちで動画再生する場合は上下に帯が出るので、スペースをムダにしている気分。とはいえ、ニコニコの3.XX系だと黒帯部分に操作パネルが来るので、操作パネルを出したままでも動画の大部分が見れる、というメリットはありますが。


 流石メディアプレイヤーに特化したタブレットなので、映像処理チップに画像ドット補完と動画フレーム補完があってデフォルトで効く設定になっているんだけど、アニメ視聴だと補完の強いところと弱いところの差がはっきり見えすぎて違和感ですな。「動き」は良くなるので決して劣化ではないのですが、効果としての「タメ」部分が妙にヌルっとするので日本アニメっぽくない見え方です。
 ついでに、スピーカのEQもシャリが強くて、アニソンが丁度EQ ONで高音が耳障りかどうかというボーダーにあるのが悩ましいココロ。
 この辺は、アプリによってシャリシャリになるのとまともに聞こえるのと差があるので、チップとEQと言うよりOSとアプリ依存の部分が大きい、のかもしれませんが。

#特にプリセットEQの「ゲームモード」はイロイロな意味で凄い。ボイチャ特化モードで、このモードで音楽を流すと上と下が絞られまくって酷いことに‥‥

 4:3は書籍と同じ比率なので、重量表記の割には持ちやすくて意外に軽い感覚。裏面は樹脂でシボ加工されているからグリップは良くて、表で取り出して操作するのはAST21より怖くないけど、一応、持ち出し用にケースも買っておくかな。
 相変わらずASUS純正ケースはびみょーなのでサードパーティのだけど、国産唯一のELECOMも仕様が微妙なので中華メーカのを当たりハズレ入り覚悟で選ぶしかないか。


 タブレットには珍しく音声通話SIMにも対応している、のですがau SIMでは音声通話できないので、余っているUQ mobileのSIMを入れてはいるけどデータ通信専用で音声の予定はナシ。まぁ、このSIMは24ヶ月で解約が確定しているし、070の番号を使いたい場合はXperiaに挿すからいいケド。

 今まで使ってた旅行用のUSB電源、2.0A×1と500mA×3があってタブレットを2.0A、VLを他の端子で使ってたのですが、AQUOS L2に替えてから初めて持っていった松本旅行でL2を500mA端子に繋いだら「充電が追いつかない」状態になって、むしろ電源に繋いでいるせいでバッテリーを消耗する状態でなんともはやです。
 デバイスのオマケに付いてきた2.0A用ACアダプタもいくつか眠ってはいますが、当然1ポートしか出力がないので持っていくデバイス個数分だけACアダプタを旅行先に持っていくとか流石にやってられませんぞい。


 部屋でメインに使っているACアダプタは2.0A×5ポート(MAX 50W)の電源ケーブル60cmのシロモノで、同じALL 2.0Aの2~3ポートで電源ケーブルのブツがあれば旅行に丁度良いかもと探したのですが、同じメーカの最新ラインナップではコンセント直の4ポート以下モデルか電源ケーブルの6ポート以上モデルで上書きされちゃってますよと。
 6ポートなんか旅行先はおろか自宅でも使わないので、自宅用に6ポート買って旅行に5ポートを回す、と言ってもどっちもオーバースペック・オーバーサイズで邪魔になるだけです。

#最大出力が6ポート/60Wなので、50Wで足りなくなったら上のポート数にリプレースする意味はあるけど‥‥

う~ん、2か3ポートのコンセント直モデルに1口延長ケーブルを合体させてその状態で持ち歩く、というのが現実的か。
延長ケーブルの分ウケ側が大きくなるのがネックだけど、たまに引っ張り出して使う分には目障りにもならんでしょう。
ビジホで、ヘッドボードに電源がある処ではコンセント直で、電源が遠いところは延長ケーブル合体で、と考えると電源ケーブルは2mを付けたい処ですが、手元の2m延長ケーブルを巻いてみるとデカいし重いので、取り回し考えると1mがいい処かな。