折角ボヌスも出たことだしと言うことで、金沢行きの帰りにグランクラスを金沢→長野で予約ですよ。
 普通車トクだ値10+グランクラスで金沢往復すると往復グリーン車より高く付くので、いくらボヌス後とは言えグランクラスは片道がやっと。セオリーとしては、往復でグレード差ある場合は疲れている方に良いシートを確保するのが鉄則なので、行きは普通車指定で帰りにはくたかグランクラスを確保の方向で。

#当初は帰りをかがやき普通車指定で行く予定だったけど、同じ列車でグランクラスに変更ではなく列車ごとかがやき→はくたかに変更ですよ。なんせ、かがやきグランクラスは乗車時間が短いのに料金は同じという割高感なので、グランクラスを確保するなら乗車時間が長い方にしないと勿体ないですわん。

 で、グランクラスのシートですが‥‥、単にゆとり持って移動するだけならグリーン車で十分、でも炎天下の屋外散策でヘロヘロになった帰りは金がかかったシートが最強に心地良いですわん。
 背もたれ・座面・カーフレスト連動オートリクライニングの出来が良くて、ぱっと見た目では言われてるほどリクライニングする様には見えないのですが、背もたれと連動で座面が前にスライドするので、フルリクライニングで45度と言うスペック値以上に倒れている感がありますよ。
 ‥‥、正直、フルリクライニングだと倒れすぎて落ち着かないと言うw


 ついでに、トランヴェールもちゃんと新品です。グリーン車でもほぼ放置なのに、イヤイヤw
 他にスリッパ等のアメニティグッズ(持ち帰り可)もありますが、金沢→長野の1.4時間程度だと履き替えめんどいのと帰りの荷物キチキチなので持ち帰っても使いそうにないスリッパはそのまま置いてきましたが、東京-金沢間フル乗車ならスリッパになった方がくつろげるのではないかと。

 炎天下で流石に疲れたのと、帰り際なんとなしに入った金丸屋と言う酒屋が地酒ガチ勢で冷蔵庫の前に立っただけで凄い勢いで原酒の試飲が出てきたのと、グランクラスの軽食に日本酒付けたせいで帰りは少しウトウトしてましたが、グランクラス車両の台車だけ専用のアクティブサスペンションになってることもあって、シートで寝て疲れる、んではなく、シートで寝て疲労回復、というエラく贅沢な移動ですわん。
 ちなみに、アテンダントが席ごとに降車駅を把握しているので、寝過ごしそうになってもちゃんと起こしてくれます。
 寝過ごしたフリして乗り越して無賃送還で戻ってこようとしても無理で(ry

 ちなみにトイレは隣のグリーン車と共用ですが、グリーン車側からグランクラスに入るドアを開けると実は前室があって、更にそこから次のドアを入るとグランクラス室内、と言う構造なので、他の車両と同じ感覚でグリーン車乗ったついでにグランクラスを覗こうとしても入り口でアテンダントに止められる構造でしよ。
 グランクラスのシート配置が独特で、他の車両のように左右の真ん中にドアがあると2列通路側シートの正面に出てしまうので、ドアと通路を真っ直ぐ繋げようとするとドアを1枚分シフトしておく必要があるのですが、貫通ドアの位置は変えられないので前室でクランクにすることで作業スペースとセキュリティの確保になっていると言う、一石二鳥の構造です。